原因不明の奇病
一週間半くらい前のことです。
ウチのPCに積んでるデータHDDが突然おかしくなってしまいました。
具体的な症状として
- 動画再生がやたらと重い。
- Eドライブ内を操作中に頻繁にエクスプローラーが固まる。2,3分かそこら。
- 酷いときはEドライブ内でカーソルを動かすと固まる。
- 固まっては復帰を繰り返す。
- Eドライブが消える。再起動で復活するがしばらくするとまた消える。
- 起動ドライブじゃないのにPCの起動が異常に遅い。
など。
このHDDはあのWestan Digitalの例の売れ筋2TB。
Western Digital Caviar Green 3.5inch 5400rpm 2TB 64MB SATA 3.0Gbps WD20EARS
- 出版社/メーカー: WESTERNDIGITAL
- メディア: Personal Computers
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明らかにおかしいので調べてみたところ、解決方法は見つからず。
型番(WD20EARS)でぐぐってみたところ、こいつは「低速病」という原因不明の奇病であることがわかりました。
Westan Digitalの緑色HDDではこの奇病が流行ってるらしく、検索すると似たような事例がいくつも出るわ出るわ。
買ってすぐ症状が出る人もいれば、長いこと使ってもまだ出ない人もいる。
さらに調べていくと、低速病と勘違いされやすい症状の「PIO病」と呼ばれるHDDの病気があり、こいつは転送速度が異常に遅い上にCPUに負担をかけまくるというもの。
なんでも、HDDアクセスが6回くらいタイムアウトすると強制的に設定がそうなるというWindowsの仕様なんだとか。まったく余計なものを残してくれたもんですよ。
で、もしかしたらこの病気か?と思ってデバイスマネージャ開いたらビンゴだったわけですが、どうも症状からしてEドライブが消えるってのが腑に落ちなくて、低速病なのかPIO病なのかどっちかわからなくなってしまう事態に。
そもそも6回もHDDタイムアウトすることなんてあったか?と思い返してみると、ちょっと考えると思い当たるフシが。
…Windows Home Serverだ!
おそらく、低速病が発症して自動バックアップ失敗を繰り返したんだと思いコンソールを開くと、案の定バックアップ失敗が6回くらい連続でありました。
低速病とPIO病の併発…orz
データは消えませんがバックアップができない、アクセスも困難。
中に入ってるデータは既に1TB以上あります。主に動画制作データと撮影データ。
新しいHDDを買う金などありません。
Windows Home Serverにネットワーク経由で逃がすことはできなくもないですが装備してるHDDは発病したのと同じ型番が2台…
誰か解決方法を教えてくださいorz
WDがファームウェアを出してくれればいいんですが、そんな気配はなし。
いったいどうしろと…これでは脳死もいいところです。本当に困った。
持ってるPCの起動ドライブが全部HGSTなのが救いですが。
あーあWD爆発しろ!