先行者を生産してみた

先日、アニメイトにお買い物にいったときに、こんなものを見つけました。
 

ペラモデル Basic-M ホワイト

ペラモデル Basic-M ホワイト

 
なにコレw
フィギュアとかのコーナーにあったので、俺の嫁を可動式で俺のオリジナルで!というようなことを謳いたいことは分かるんですが、まさかこの形状で萌えキャラを作るのは厳しいでしょうに。
そんなことを思いつつ手に取って見てみましたが、その瞬間にあるものが頭をよぎりました。
 
 
そう、
 
 
 
 
先行者
 
 
だったのです。
 
 
何をバカなことを考えてしまったのでしょうか私は。このキットで先行者を生産することができるなんて、非常におぞましいことを思いついてしまったのです。
そしてこいつを世に送り出し………ハッ、いかんいかん目を覚ませFields、と思いつつも既にその手は開けてはいけない禁断のパッケージを開封し、気がつけば既にプリンタでシール生産ラインを稼働させておりました。
こうなると取り返しのつかないことに、しかしそんな思いとは裏腹に、量産型試作機の生産工程はどんどん進んでいきます。
 
そしてできあがったシール

 
これをモデルに貼るだけで試作機完成。この手軽さ、なんと恐ろしいことでしょうか。
そしてついに、量産型先行者は完成してしまったのです。
 

 
……ああ、ついに取り返しのつかない事態に!!
キットが小型化され値段もお手頃になったことで個人生産も可能になってしまいました。中国恐るべし。
 
せっかくなので、初代先行者と並べてみた。

 
こうして見ると、ギミックが簡略化されたのがよくわかりますね。
可動部分が少なくなったメンテナンスフリー仕様で、素材もコストダウンが図られています。まるでJR東日本の209系やE231系のコンセプトをパクってきたようなその弱々しい造りに威圧感が感じられないものの、人民を脅かすには十分すぎる存在です。
設計ミス(もとい印刷ミス)により股間のビームは省略されているのがせめてもの救いと言えるでしょう。
 
…と、思っていたのが甘かった。
 
 
 
 

 
なんと付属のスタンドがビームだった。
 
こんなことがあっていいのでしょうか…!
まさかビームが着脱可能だなんて誰が予想したでしょうか。いや、誰も知る由もありません。
部品交換にも配慮された設計は最新技術の粋を集められた恐るべき機能性を誇っていました。これが荷電粒子砲の搭載のきっかけにでもなってしまったらと思うと……恐ろしい……!
 
このビームにより、私の部屋は甚大な被害を被ってしまいました。
そしてようやく気づいたのです。なんと愚かなことをしてしまったのだろう、こんなものが世に出てしまったら日本は終わりだ…と。
この戦慄は私の中で一生のトラウマになることでしょう。
 
早く目が覚めてよかった…
こいつは厳重なる封印を施したいと思いますw