ネギま!SS界の傾向
前にウィングさんがネギまファンサイトにおける傾向をとりあげていたことで各世代の特徴を見ていました。
ではこれをSSサイト界に限定するとどうなるかということで見てみることにしましょう。
◆ネギまSSサイトは開設が2つの時期に集中している
まず、SSサイトの開設時期が第3世代後半〜第4世代前半(2004/5〜2004/9)と第5世代(2005/3頃〜)に集中しています。
以下、前者を第1期、後者を第2期としましょう。
第1期
- 文情愛好館(04/5/27)
- 封神舘(04/2頃から日記があります)
- ネギまのベル
- 当館(04/8/20)
- LYLIC PANIC(Style-Free!の頃も含めるともうちょっと前)
- クリエイトパーク(04/11/13)
第2期
- 星流月架(05/3/8)
- ENDLESS(05/4/8)
- 京都組
- HANA吹雪(02/8/20)…アレ?
- *ヒダマリノウタ*(05/6/8)アースネギ!アースネギ!
ハチミツヒマワリはまだラブひなしかなかったような。
まず第1期は本編が修学旅行編で、それまで目立たなかったキャラが活躍するようになりました。
そして第2期はアニメ化によりオリジナルな展開が組み込まれ、また良くも悪くも衝撃の展開に転んだためにSSの幅が広がってきたといったところでしょうか。
こうしてみるとSSサイトが増えた背景には、ネギま界の節目に集中していることがわかります。
◆サイトのいきさつが異なる
第1期がはじめからSSメインでやっているのが多いのにくらべ、第2期はイラストに考察といろいろやってSSを書いてる人が多いようです。
そのためか第1期に比べてSSの更新が半端なく早いです。ひと月でSS34本うpとか私には到底考えられない_| ̄|○
当館でも早くて2週に1本ですよ。1日に1kの執筆ですらヒィヒィ言ってるのに…
◆SSの傾向が異なる
SSの傾向といってもいろいろあります。ほのぼのだったり本編補完だったり再構成だったり…。
第1期ではこれらのジャンルが多いのに対し、第2期は百合が多いですね。
このせつ・ザジちう・さよ朝…そのうち31×31通りのCPができそうだw
また、第1期はSS1本あたりの量が多めのため、行間をあけて読みやすくしているところが多いですが、第2期は短いのが多いので、フォントを小さくしてさらっと読ませてしまうものが多く見受けられます。
短くすれば書き手も楽で読み手も気軽に読めるし、一石二鳥といったところでしょうか。
しかしがんばって読み終えたあとにweb拍手を押すとまた読ませられる罠(苦笑
こうしてみると、第1期→第2期でSSというジャンルがとっつきやすくなったということがうかがえます。
本編・アニメの展開で書きやすくなってきたといったほうがよいのでしょうか。
ただ第1期のほうはなかなかSSが更新されないようにも思います(当館もそうorz)
ネギま!サイト界に活気がなくなってるといわれますが、どちらかというと世代交代の時期のような気もします。
補足。
http://downlight.hp.infoseek.co.jp/diary/200507.html#d01_t1
この意見に妙に納得してしまう私はSS書きとしていかがなものか…_| ̄|○